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「給与所得者の保険料控除申告書」記入方法
サラリーマンの年末調整に必要な「給与所得者の保険料控除申告書」の、生命保険料控除欄の記入方法についてご説明します。

1.控除証明書ハガキで契約内容を確認
保険会社から届いた「生命保険料控除証明書」ハガキにて、ご契約の生命保険が以下の5つのどれに該当するのかご確認ください。
- 一般の生命保険料 (旧区分)
- 一般の生命保険料 (新区分)
- 介護医療保険料 ※介護医療は新区分のみ
- 個人年金保険料 (旧区分)
- 個人年金保険料 (新区分)

2.生命保険料控除証明書から転記
保険会社名・保険種類・保険期間または年金支払期間・契約者氏名・受取人氏名・続柄・新旧の区分を記入します。
- 契約者と受取人が同一の場合、続柄には「本人」と記入してください。
- 下記の契約2のように、一般と介護医療の両方に該当する契約は、申告書の両方に記入してください。

3.本年中に支払った保険料の金額を記入
本年中に支払った保険料(=ご申告額)を記入します。
- 月払いの契約で「証明額欄」と「ご申告額欄」に異なる金額が記載されている場合は、「ご申告額」の金額を転記してください。

4.区分ごとの控除額を計算
申告書の下部に表記されている保険料控除計算式にあてはめて計算します。
STEP1
新保険料Aの合計=30,000円
計算式Ⅰの「20001円から40,000円まで」に該当
30,000円✕1/2+10,000円=25,000円 → (1)に25,000円と記入します。
旧保険料Bの合計=80,000円
計算式Ⅱの「50,001円から100,000円まで」に該当
80,000円✕1/4+25,000円=45,000円 → (2)に45,000円と記入します。
計算式Ⅰの「20001円から40,000円まで」に該当
30,000円✕1/2+10,000円=25,000円 → (1)に25,000円と記入します。
旧保険料Bの合計=80,000円
計算式Ⅱの「50,001円から100,000円まで」に該当
80,000円✕1/4+25,000円=45,000円 → (2)に45,000円と記入します。
STEP2
Aの合計25000円+Bの合計45,000円=70,000円ですが
「最高40000円」との記載にもとづき、(3)に40000円と記入します。
「最高40000円」との記載にもとづき、(3)に40000円と記入します。
STEP3
②と③のいずれか大きい金額を記入します。
この場合は②=40,000円、③=45,000円なので、(イ)に45,000円と記入します。
この場合は②=40,000円、③=45,000円なので、(イ)に45,000円と記入します。
STEP4
介護医療保険Cの合計=10,000円
計算式Ⅰの「20,000円以下」に該当 → (ロ)に10,000円と記入します。
計算式Ⅰの「20,000円以下」に該当 → (ロ)に10,000円と記入します。

5.合計控除額を計算
(イ)+(ロ)+(ハ)を計算した合計金額を「生命保険料控除欄」に記入します。 合計が12万円をこえる場合は12万円と記入してください。
